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肩関節の関節唇損傷のオブライエンテスト(O’brien test)

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肩の関節唇損傷のテスト。オブライエンテストとは? 理学療法
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今回は臨床でも頻繁に使われる肩関節の受け皿である関節唇と呼ばれるものが損傷しているかどうかを判別するオブライエンテスト(O’brien test)の方法を説明します。

SLAP損傷と呼ばれる怪我をした時にも判断のために使用されます。

肩関節の関節唇損傷のテストには他にクランクテスト(Crank test) があります。

肩関節の関節唇損傷のクランクテスト(Crank test)
...

単独のテストでは判断出来ないため、これと合わせて行うようにしてください。

 

参考書で悩んでいる方はおすすめの本を紹介しておきます。

肩関節に対しての具体的なアプローチ方法や進め方が載っているので、新人の人には特におすすめです。

 

オブライエンテスト(O’brien test)

テストされる人の姿勢

・座った姿勢になります。
・検査する腕を親指を下に向けた状態で真っ直ぐ前に挙げ、少しだけ腕を内側に動かします(肩関節屈曲90°、最大内旋、水平内転10°)。(画像・動画では親指は横を向けています。)
・テストする人の抵抗に抗するように力を入れます。
・次に検査する腕の手のひらを上に向けた状態で真っ直ぐ前に挙げ、少しだけ腕を内側に動かします(肩関節屈曲90°、最大外旋、水平内転10°)。
・テストする人の抵抗に抗するように力を入れます。

テストする人(検査をする人)の動き

  • 上記の通り座ってもらい腕を挙げてもらいます。
  • のように親指を下に向けた状態で腕を挙げてもらったら、腕を上から下に押します。テストされる人には「腕を上げたままにして負けないようにしてください」と伝えて、抵抗に抗するように指示します。(画像・動画では親指は横を向けています。)
  • 次に手のひらを上に向けた状態で腕を挙げてもらった状態から、同様に腕を上から下に押して、抵抗してもらいます。

肩の関節唇損傷のテスト。オブライエンテストとは?

手のひらを下に向ける。もしくはさらに腕を回して親指を下に向ける。

肩の関節唇損傷のテスト。オブライエンテストとは?

このまま腕を下に押す

肩の関節唇損傷のテスト。オブライエンテストとは?

手のひらを上に向ける

肩の関節唇損傷のテスト。オブライエンテストとは?

このまま腕を下に押す

動画

 

みるべきポイント

①のように親指を下に向けた状態で力を加えた時に肩の奥に痛みやゴリゴリっという音がするが、②の手のひらを上に向けた状態では痛みやゴリゴリッとした音が消失する場合に陽性となります。

まとめ

オブライエンテスト(O’brien test)の方法を紹介しました。このテストはSLAP損傷の人に特に陽性になると考えられています。

SLAP損傷とは「Superior labrum from anterior to posterior」の略語であり、肩関節の受け皿の上側の部分が損傷することを言います(肩関節上方関節唇損傷)。

野球での投球、バレーボールテニスで腕を上から振り下ろすような動作で痛みが出現しやすいと言われていて、また手を勢いよく地面についたり、腕をグイッと引っ張られて損傷することもあります。

 

触診のベストセラーはこれですよね。ぜひ触診技術を学んでください!

 

このオブライエンテスト(O’brien test)を考案したO’brienさんは、このテストの敏感度は100%、特異度と有効度は99%だったと報告しており1)、StetsonとTemplingはそれぞれ54%と31%であったと報告しています2)。

なぜこれほどまでに差が出ているのでしょうか。やはり、「考案した人だから良い結果になっている」という考えは外せないかと思います。誰だって自分が考えたものであれば、良い結果を出して公表したいですからね。もちろん不正をしているとは思いませんが、そのあたりの可能性は頭に置いておいても良いかと思います。

よって尚更、このテストだけが陽性になったからと言ってすぐに対応が必要とは考えられないのもわかるかと思います。テスト単独での信頼性は低いからです。他の関節唇テストや肩のインピンジメントに関するテストなど、複数のテストを行って判断するようにしましょう。

 

 

 

その他のテスト結果や主訴との兼ね合いで、何か心配になることがあれば医療機関への受診をお勧めします。

1) S J O’BrienM J PagnaniS FealyS R McGlynnJ B Wilson.The active compression test: a new and effective test for diagnosing labral tears and acromioclavicular joint abnormality. Am J Sports Med 26(5): 610-3, 1998

2) William B StetsonKevin Templin.The crank test, the O’Brien test, and routine magnetic resonance imaging scans in the diagnosis of labral tears. Am J Sports Med 30(6): 806-9, 2002

あくまでも個人的な見解を含んでおり正確性を保証するものではありません。実際に行う場合は各自の判断と責任で行うようお願い致します。また当記事の目的は、医療従事者以外の方が各々で判断できるようにすることではありません。納得して医療機関にスムーズに受診が出来るようなアドバイス、もしくは新人の医療従事者向けとなりますので、無理な範囲を超えて行わないようお願い致します。

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