目次
はじめに
と思っている方!
私も当時、そう思って色々と検討しました。
スウェーデンハウスといえば北欧の家を売りにしているハウスメーカーです。北欧っぽいインテリア・エクステリアにしたいな〜と思っていると、今後オーニングという案を知ることになると思います。
私たちはハウスメーカーのスタッフの方と打ち合わせをする中で、初めてオーニングという言葉を知りました笑
と思う方もいらっしゃると思います。
そこで、スウェーデンハウスでオーニングを採用した私が、現状をお伝えしようと思います。
是非参考にしてみてください!
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オーニングとは
そもそもオーニング(awning)とは、「日除けや雨避け」のことを言います。
上の写真のように、外に突き出た布の屋根のようなものです。よくオシャレなテラスなどで見かけることがあるかと思います。
見ての通り、見た目を重視しつつ、直射日光や雨から守ってくれる機能を持っています。
では、このオーニングをつけた私が重視したメリットやデメリットを考えていこうと思います。
スウェーデンハウスの宿泊体験のまとめはこちらをチェック!
メリット
省エネ
1つ目はオーニングには省エネ効果が期待できることです。当然のことながら夏には暑い熱が、冬には涼しい空気が窓から伝わってきます。単純にそれらが窓を通して家の中に入ってくるのを防ぐことができれば、エアコンの効率は良くなるのです。
では、少し掘り下げて考えてみます。
日射と赤外放射を減少させる
日本オーニング協会は「日陰が涼しい本当の理由」として
- 人は気温だけではなく温度、風、日射、や地表面の放射熱から影響を受け、「暑い」「涼しい」と感じる
- オーニングがあることで日射と赤外放射を大幅にカットし、日向と比較して体感温度が約7℃下がる
を挙げています。(引用:日本オーニング協会 「日陰が涼しい本当の理由」より)
「暑い」「涼しい」と感じるのはその部屋の気温だけではなく、当然のことながら直射日光による影響も大きいのです。
しかも具体的な数値として体感温度が約7℃低下するとの報告があります。
これらから日射と赤外放射を減少させることは快適に暮らすための要因の1つとして考えられます。
冷房費用の削減
また日本オーニング協会はエアコンの稼働率についても公開しており、
夏の太陽光線が差し込む部屋のエアコン稼働率
- 窓のみ:100%
- カーテン・ブラインド:74%
- オーニング:33%
の稼働率になるとしています。(引用:日本オーニング協会より)
要は、夏場はオーニングによって冷房費用が70%近く削減できるということになります。
実際にこれらの数値の信頼性がどれほどなのかは定かではありませんが・・・・
これらの理由からも、窓の近くにオーニングがあれば直射日光や冷たい風を防ぐことができますので、単純に家の中の気温が変動するリスクは下がると考えられます。
よってこれらの資料を元にすると、確かに、オーニングがあることで冷暖房効率が向上し、消費電力の削減につながると思われます。
スウェーデンハウスがこれらの窓や屋根や壁を重視する理由はこちらの記事を参照してください。
プライバシーを守る
2つ目はプライバシーを守るということについてです。こちらも当然ですが、オーニングをつけることによって外から家の中が見えにくくなるため、よりプライバシーが守られます。
スウェーデンハウスのオーニングについては、私が思っていたよりも結構下まで伸びてくれます。想像以上に外から家の中が見えにくく感じました。
中から見るとこんな感じ!!
外から見るとこんな感じ!
ただカーテンやブラインドも結局各窓に設置するので、それらがあればプライバシーの目的のためだけにオーニングをつける必要はあまりないかなと思います。
曇りガラスにもカーテン・ブラインドをつけるべきか
またこれは余談にはなりますが、
「曇りガラスにもカーテンやブラインドをつけた方がいいのか」
という点について。
これに関しても迷いに迷い、私たちは結局取り付けました。でもこれに関しては取り付けて正解でした。
曇りガラスでも外から見ると人影や物の影が分かってしまい、夜になると特に分かりやすく見えてしまいます。
その窓に面している道路の人通りなどにもよるとは思いますが、私としては曇りガラスであってもカーテン・ブラインドを取り付けることをオススメします!
「カーテンやブラインドは嫌だ!」とか「出来るだけ値段を下げるために削減したい!」
という方はこんなガラスのフィルムもあります。
北欧風のフィルムならこんな感じ |
他にもこんな感じの柄もあります! |
「出来るだけ安くしたい!」という気持ちも非常に分かりますので、こんなガラスフィルムでも私は大アリかなとも思っています!!
よければ検討してみてください。
外観
次に外観についてです。
外観については賛否両論あるかと思いますが、私にとってはあった方が圧倒的に可愛いと思います。。。笑
外壁の色にもよりますが、オーニングがあることで外観の1つのアクセントとして可愛く、楽しむことができると思います。打ち合わせの段階でオーニングを何色にするかどうかを決めるのですが、めちゃめちゃワクワクしながら決めることができます!
ただ、家の外構やインテリアを打ち合わせで決める際にはパソコン上でいろいろ実際のイラストや配置などを提示してくれるのですが、オーニングに関しては外壁とオーニングの色をパソコン上でCGとして見ることができず、オーニングの実際の生地を見ながら壁と合うかどうかをイメージで考えて決める必要があります。
我が家はこんな感じ!!
左側の窓がオーニングを下ろしている状態、右側の窓はオーニングを出していない状態です。
赤い外壁の色は元々決めていたので、それに合うかな〜と思って白と緑のストライプ柄にしました。
またこのオーニングは手動で行うか電動で行うかどちらかを決めることができます。手動だとちょっとだけ窓の外に身を乗り出さないと開けたり閉めたりするのがちょっと大変でした。
私たちは将来的にこの家を賃貸もしくは売却することを検討していたことや、子供の部屋にする予定の部屋にオーニングをつけたので、一応安全性を考えて電動のものにしました。
一方で電化製品は「壊れるリスク」があるというものを注意したほうがいいかなとも思っています。電動部分が故障したら料金が発生する可能性がありますからね!!
あとは手動の場合、毎回窓を開ける必要があるのでそれが手間になってしまうのではないかと危惧しました。ズボラな私にとっては使うことがなくなる可能性もあったので、電動にした部分もあります。
電動の場合このようなリモコンがあって下の矢印のボタンを1回押せば自動的にすべて下まで降りるようになっています。逆にあげるときには上のボタンを1回押せば一気に全部開きます。
デメリット
もちろんオーニングを採用するにしてもデメリットがあると思います。
いろいろ調べた上で、私の思うデメリットを挙げてみようと思います。
オーニング設置費用がかかる
デメリットの1つ目は、当然のことながらオーニングを設置するのに値段がかかることです。
ぶっちゃけ我が家がオーニングを取り付けた際の値段はおよそ40万円しました。
この値段を払ってオーニングをつけるかどうかはそれぞれの価値観によると思います・・・
しかも設置する大きさ・数にも大きく左右されます。
私たちがこれを採用した理由は、上記に示したような機能性重視の理由ももちろんありますが、やはり外から見たときの可愛さと中から見たときのインテリア性を重視したというところにあります。
特に私のパートナーがオーニングをめちゃめちゃ気に入ってしまい・・・
ハウスメーカーにこだわって、北欧の家を建てることができるスウェーデンハウスを選んだので、どうせならオーニングを付けてもいいかな!と思い採用しました。
暮らした後に家の中からオーニングを含めた写真を撮ったり、オーニングを外から見ると、やっぱり採用して良かったなと思うところがあります。一方で安い物ではなかったので今後「この分のお金を浮かせていれば・・・・やっぱ必要なかったかなぁ」と思うかもしれません。
手間
2つ目は先ほども記載したように、オーニングをわざわざ下ろすことに対してめんどくさくなってしまって使わなくなる可能性があることです。
基本的に機能性メインであれば西日の入る窓に設置することが多いかと思います。夏場は特に直射日光が当たるので、我が家もオーニングを西日が当たる部分の窓に設置したのですが、冬場はまだ使ったことがありません。夏場に直射日光が当たって暑くなってくるときにだけ使ったという感じです。
そのため冬はほとんどオーニングは巻かれたまま。むしろ天気の良い日に時々オーニングを下ろして干さないとダメかな〜と思っているところです。
しかも、今後故障によって修理が必要になった場合はさらに出費になる可能性があります。
ボタンを押すだけなのでそこまで大きい手間ではないにしても、これが何十年と続くとなるとちょっと大変かもしれませんし、故障した時のことを考えると病みます笑
破損の可能性
3つ目は外の環境によってオーニングが破損する可能性があるということです。
オーニングの生地は、キャンプなどで使用するテントのような質になっていました。
万が一、オーニングを下ろしたまま外出し、強風によってその生地が破れたり、オーニングを巻き取る機械自体が破損してしまう可能性があります。
しかも雨が降って放置しておくと、イメージ的に布がカビてしまったり劣化や色が褪せてしまう可能性があるため、常に降ろしておくわけにもいきません。雨が降ったらすぐに巻き取るしかありませんし、ある程度濡れてしまった後に巻き取ってしまうと返って乾かなくなってしまうため、雨が降っていたとしてもそのまま放置し、晴れた日にしっかりと乾いてからしまうようにする必要があるかと思われます。
意外といろいろ考えることがありそうですね。。。
我が家の引渡し直後の様子をまとめました!!ぜひ参考にしてください!
オーニングをつけた感想
実際に採用してみた感想です。
繰り返しにはなりますが、夏場に直射日光が当たる場合には確かにある程度は熱・光を遮ることができます。それによる冷暖房効率も良くなっている実感がありました。
また外観については家を外から見た時も非常に可愛く見えて、外からのみならず家の中から見た時もスウェーデンハウスならではのトップターン窓から映るオーニングを見るととても可愛く見えます。
いろいろとデメリットもあげましたが、今のところは付けて後悔はしていません。
ただ自己満足と言ってしまえばそれまでです。笑
スウェーデンハウスに暮らしてみての感想
ここからはスウェーデンハウスに暮らしてみての感想を少しお話しします。
完全に主観的な感想になりますが、スウェーデンハウスに暮らしてみて、それまでアパートで暮らしていた日々が嘘のように快適な日々を過ごせるようになりました。
特に冬に仕事から帰宅した後・入浴後に最も実感することが多いです。
ただ、全てが完璧!!というわけでもありません。
気密性・断熱性に関連する部分だけで言えば
期待通りなところ
- 家に入ってすぐに暖かい
- 冬にお風呂から出てもアパートの時のように寒くない(暖かい訳ではない)
- タイルの床ですら暖房がかかっていれば冷たくならない
- 電気代が安い
- 家の中でスピーカーを使って爆音を流しても赤ちゃんが泣いても外にほぼ漏れない
思っていたよりも違ったところ
- お風呂場から出ると「暖かい」という感じはしない(湯船で体温が上がっているので当然・・・?)
- 換気扇と連動する換気口(?)から意外と冷たい空気が入ってくる
- 間取りによっては1階・2階でエアコン1台ずつでは足りない(必ずしも1台で全ての部屋が暖かく/涼しくなる訳ではない)
2階には主寝室に1つだけエアコンを取り付けているのですが、この1台の運転だけでは2階全てが暖かく/涼しくはなりません。全くならないという訳ではなく、ある程度は快適になるのですが、エアコンの付いている部屋ほど、他の部屋は快適にならないという意味です。
そのため、今後2階にはエアコンの追加取り付けを検討せざるを得ない状態です。どちらにしても、いずれは各部屋に1つのエアコンが必要と思っていたので、割り切る覚悟ですが、、、
全体を通しては、生活の快適さや友人・家族から嬉しい言葉を貰うことが多いため、スウェーデンハウスを選んで良かったと思っています。
今や高気密・高断熱の家は増えてきていますが、自分が何を重視したいのか、優先事項を考えながら打ち合わせできると良いのではないかと思います。
ある高気密・高断熱のハウスメーカーとスウェーデンハウスで迷ったのですが、私たちがスウェーデンハウスを選んだ詳細な理由はこちらを参考にしてください
最後に
今回はスウェーデンハウスのオーニングについて情報を共有しました。
オーニングを選ぶだけでも
と意識しながら家族で検討しました。
ハウスメーカーの方は当然のことながら設置するように勧めてきますが、しっかりと自分の考えを持って考えるようにすると良いのではないかと思います。
ぜひとも高性能なおうちを建てるためにこのあたりもこだわってみてはいかがでしょうか。
色々と考える中で、「具体的に」何を見たらいいのかが分からないことも多くあると思います。
それらが分からない場合、またどんな間取りにするのがいいか、吹き抜けがあるとどうなのか、広さはどの程度がいいのかなどで不安がある時には、実際に購入する前に宿泊体験に行った方がいいと思います。
もちろん無料ですので、他ハウスメーカーの宿泊体験と比較して決めるといいです!!!
絶対に宿泊体験はしましょう!!後悔しないために!!!!
宿泊体験についての内容はこちらにまとめてありますので参考にしてください。
私はディズニーも好きでディズニー再現料理も作っています!
ポークライスロールは誰もが食べたことがあると思います(^^)
美味しいものが作れるので、家族のためにおうちディズニー!新築の家でぜひ〜!