新築の家を建てる予定の方!
色々とハウスメーカーを巡っているのではないでしょうか??
その中で、この2つのハウスメーカーを行った方は
と思う方も少なくないのではないでしょうか。そう、今回はそれがテーマです!!
目次
スウェーデンハウス(SH)と一条工務店を考えた
スウェーデンハウスと一条工務店って、何かと比較検討されることが多いですよね?特にこの2つのハウスメーカーで悩んでいる方は、どちらにするか考えている人も多いのではないかと思います。
実際のこの2つのハウスメーカーについて
- 構造や特徴は何が違うの?
- 価格はどのくらい違うの?
- 宿泊体験の感想はどうだったの?
など、気になることはたくさんあります。だけど、実際に施主さんがどのようなことを考えて、どのような理由で決めていったのかについての情報はあまり多くないかなと思います。
今回は、スウェーデンハウスと一条工務店の両方の宿泊体験・住宅訪問を行い、一条工務店の西東京工場にも行った私が、それぞれの悩ましい点を1つずつ上げながら私の観点からの意見を記録していこうと思います!!
この先は赤マーカーはスウェーデンハウス、黄色マーカーは一条工務店、黒太字はどちらのメーカーにもあり得る内容となっております。
よろしければチャンネル登録も☆本当に死ぬほど喜びます(TT)お願いします☆★
メリット・デメリットを踏まえた意見集
家を建てる上でどこにこだわった?
両ハウスメーカーの住宅訪問をさせていただいた際に、する人が多い質問内容のようです。
これに関してはさすがこの2つのハウスメーカーならでは、「高気密・高断熱」に特化した家を建てたいから、という意見が最も多かったです。
暑い夏には涼しく、寒い冬には暖かく過ごすことが出来るというのは、ランキングとしても上位に入ってくるほどの重点ポイントですよね。
これはこの2つのメーカーは非常に優れていると思われ、これらはC値・Q値・UA値といった値で示されることが多いです。でも最近は「高気密・高断熱」の家が珍しくなくなっています。
家の冷気や熱気はほとんどが窓を通って入ったり出ていきます。
他のメーカーでもこの良好な値を叩き出してくるよになってきているのですが、でもその中でも実際の値を見てみると、やはりこの2つのメーカーはトップに名乗りを上げ、実績があるのが実状です。
また一条工務店も高気密・高断熱を謳ってから長いです。スウェーデンハウスはむしろ北欧の寒さの厳しい国の製法な訳ですから、元々の始まりが違います。私としては長い経験を持つハウスメーカーを選びたいと思いました。ただ「高気密・高断熱」の機能性の点から言えば、優劣はつけられませんでした。
蛇足ですが、ハウスメーカーはC値という気密性能の程度を示す数値を測定しています。でも実は、公表されているC値で自分の家も建つということはほとんどないとのことです。
このカラクリには注意しましょう。
冬は暖房?床暖房?
基本的にはスウェーデンハウスは暖房がメイン、一条工務店は床暖房がメインとなります。
色々話を聞いたり調べてみると
- スウェーデンハウスの欠点(暖房):部屋を最初に暖める時に電気代がグッとかかる・ホコリが舞う・空気が乾燥しやすい・室内の高低差で温度に違いが生じる・身体の芯から温まる事ができない・暖房を止めるとすぐに寒くなりやすい
- 一条工務店の欠点(床暖房):初期費用が高い・部屋が暖まるまでに数時間かかるため結局最初は暖房も併用する(暖かい時期から作動させることによる対策もあり)
という感じです。これだけの欠点ならば、一条工務店でもいいかな?とも思っていましたが、さらによく考えてみました。
一条工務店の工場では実際に暖房と床暖房の差を体験できるコーナーがあり、実際に体験させていただきましたが、やはり床暖房はとてもよかったです。
体感ですが、その時は暖房よりも床暖房の方が暖かかったです。ただ、どちらかというと、床暖房は暖かいというよりは「寒くない」という感じが強かったですかね。一条工務店的にもそのような考え方だと営業の方も言っていました。
また一条工務店の床暖房は基本的に1年中作動しっぱなしのようです。また全館の床に敷き詰められているため、まずはもし故障したら修理は半端ないことになるんじゃないのか?ということを考えました。
修理に関しては、実際には床下からの工事になるため、床のタイルやフローリングを剥がす必要はないと言っていましたが、ならなおさら床下の断熱材などはどうなるのか・・・?断熱性能が下がるのではないか??などの疑問が残りました。
ここに関しては「床暖房は壊れません」の一点張りの営業の方もいらっしゃるようです。でも今後のメンテナンス費用としては重要な部分ですよね。
一方スウェーデンハウスではもし暖房が故障したら、エアコンを買い換えればいいだけで済むというのもメリットです。
先ほどあげた暖房の欠点に対しては、
「暖かくなるまでに電気代がグッとかかる」⇨結局床暖房も一緒。同様に暖かい時期から作動させる対策をすればいい。
「埃が舞う」⇨そこまで舞うのか?埃が舞っている動画を見せてもらいましたが、埃に直接当てればそりゃ舞うに決まっているし、仮に事実だとしてもそこにこれだけのコストをかける必要があるのか・・・?
「空気が乾燥しやすい」⇨1年中乾燥するわけでもないし、加湿器を併用すれば問題ない。床暖房でも、既にある湿度を下げないってだけで、どちらにしても冬には加湿器が必要になりますからね。
「高低差で温度に違いが生じる・身体の芯から温まる事ができない」⇨実際にスウェーデンハウスの宿泊体験・住宅訪問に冬の寒い時期に行かせていただきましたが、「そんなことないかな・・・笑」という感じでした。あくまでも私個人の感想ですが。暖房は暖房で十分暖かいし、足元まで暖かくなっていました。だって、両メーカーとも「高気密・高断熱」の家なのですから、そんな家の1階の中で寒暖差が生じないのでは・・・?と思ってしまいました。
「暖房を止めるとすぐに寒くなりやすい」⇨「高気密・高断熱」の家なのですぐに寒くならない。むしろ寒い時に暖房は止めないから大丈夫。
こんな感じで考えていました。
むしろ一条工務店の床暖房は一年中つけておくことを推奨しているそうなのですが、「むしろそこまでしないと気温が一定に保たれないのか・・・?」という疑問が生じてしまいました。
最近のエアコンは性能が良くなってきているし、エアコン運転の電気代も下がってきているものもありますので、今後の見通しとしてそれらを使えればエアコンだけでいいのではないかと思います。
ただ、近年はリモートワークも増えてきており、朝も夜も自宅にいることが非常に増えたご家族もいらっしゃるかと思います。そのような方は、ずっとつけていて快適だし埃も舞わない床暖房は選択の余地はあるかと思います。
一条工務店では「うるケア・さらぽか」と言った、湿度もコントロールすることができる機能をつけることができます。これらも体験してきたのですが、これもさすが一条工務店、すごかったです。確かに体感温度の違いを感じることができました。
でも、これはオプションなんですよね。。。。オプションをつけるのにお金がかかって、作動させるのにも電気代がかかる・・・。なら、やはり加湿器併用でいいと思ってしまいました。お金に余裕がある方なら是非おすすめですよ!
この室温コントロール方法、暖房・床暖房どちらがいいのかについては、私は暖房だけのほうがいいと判断し、スウェーデンハウスに1点!暖房だけの方がいいと思った他の理由もこれ以下の記事に関わってきます。
24時間換気については両メーカーとも備わっているため、割愛しますね。
光熱費はどちらがお得?
このテーマも家を建てる上でとても重要な項目ですよね。
別の記事でもまとめてあります。
太陽光発電設置の悩み。太陽光発電についての記事はこちら!!!
これは細かい値段までは示せませんが、住宅訪問で直接それぞれのオーナーさんから聞くことが出来ました。
ぶっちゃけた結果、
スウェーデンハウス
- 電気代:約12000円/月 (年間平均)
- 太陽光の売電:約5000円/月
- 実質の電気代:約7000円/月
一条工務店
- 電気代:約25000円/月 (年間平均)
- 太陽光の売電:約20000円
- 実質の電気代:約5000円/月 or 売電が上回ることもあり
年間平均だーいたいでこんな感じでした。実際の施主さんからお聞きした内容になります。これはオール電化のお宅の平均のためガス代込みです。どちらも太陽光発電を搭載していました。
スウェーデンハウスの場合、太陽光発電の搭載が5.0kw前後となることが多く一条工務店的よりも少ないため、ほぼ確実に一条工務店よりも売電価格が少なくなります。
しかし寒い時・暑い時はエアコンのみの稼働になりますので、大きく電気代がかかるというわけではありませんでした。
一条工務店の場合、太陽光発電搭載が10kw以上になることが多く、非常に多くの発電をすることができます。そのため売電料金も高くなっています。
その分、床暖房やうるケア・さらぽかといったものの料金はエアコンのみよりも電気代が高くなる傾向があるようです。ただ、月によっては売電が実際の電気代を上回ることもあるようで、そんな時はむしろ得ですよね!
しかも一条工務店の場合、屋根一体型の太陽光パネルです。これがまたスマートで丈夫で高性能。スウェーデンハウスの場合は屋根の上に普通にボンっと乗っかるイメージです。
ここで注意点、よく見逃しがちな点があります。
いずれにしてもハウスメーカーの担当者に確認することは必要かと思いますが、どちらのハウスメーカーでも太陽光発電による売電を頼りすぎるのは良くないかと思います。
この太陽光発電に関しては見た目・性能・売電量をみて一条工務店いいなと思いました。ただ、、、私の考えとしては「出来るだけシンプルにしたい」ということもあり、高性能といえど、色々な機能をたくさんつければいいというものでもないかなと思います。
余談ですが、スウェーデンハウスは「HUS ECO ZERO(ヒュース エコ ゼロ)× ずっともソーラー」の提供を開始しました(スウェーデンハウスHPより)。これは
これって、すごくないですか?一条工務店は全てを自社製品にこだわる点で優れている部分もあれば、スウェーデンハウスのように他社を巻き込んだサービスを展開することが出来ます。
高耐性
どんなに素晴らしい機能、デザイン、性能でも短期間(数十年)で終わってしまっては意味がありません。
耐久性で最も注目したいのは、家の壁・屋根の部分でした。正直、これらの点に関しては2つとも大きな差はありませんでした。どちらの壁もメンテナンスフリーを選べますし、屋根の耐久性も同じようなものでした。
災害への強み
構造に関しては2×4(スウェーデンハウス)や2×6(一条工務店i-smart)など色々な種類がありますよね。どちらもメリット・デメリットがありますが、いろいろ聞いた結果、解釈の仕方は色々ありますが結局この2つは工法が異なるので比較はできないということです。
極論、どちらでも優れていていい点も悪い点もあるため、耐震等級が担保されていれば、他の窓の丈夫さや耐火性をよく見てみようと思いました。
一条工務店の災害対策は非常に素晴らしいです。対水害、耐震、耐火、窓の全てに対して実証されているという徹底さ。一条工務店を選択した理由がこの災害対策の部分だという人も多くいます。実際本当にすごいと思いました。
しかし、一方のスウェーデンハウスの場合も、張り合うことが出来る点があります。
対水害に関しては、正直海沿いや河川付近の場合は確かに一条工務店の対水害対策の家は最強かと思います。ただ、内陸県や河川から離れている地域にはハイスペックすぎるかなとも思います(他のハウスメーカーの営業の方も同じことを言っていました)。
一条工務店のHPでは河川の近くになくても対策が必要ではないかということも書かれていますが、スウェーデンハウスの場合、基礎が地面から70cm上が基本の床の高さとなりますので、床下は影響あるかもしれませんが、河川近くを検討していなかったためあまり気にしなくてもいいかなというのが私の意見です。
耐震に関してはスウェーデンハウスの木質パネル工法、一条工務店はツインモノコック工法となります。
詳細は直接聞いた方が絶対いいですので、確認してみてください。その上で言えることは、どちらのハウスメーカーも自社の方法に非常に自信を持っていたし、どちらのハウスメーカーも相手の工法について疑問を持っている様子でした。
耐震はその他に耐震等級というものがあります。詳細はこちらに協会による説明が載っています。一条工務店の場合は、耐震等級3のものしか作らないようです。むしろ、営業さんに言わせれば、実際には存在しないけど耐震等級5をつけてもいいくらい安全であるという自信!
一方のスウェーデンハウスは、耐震等級3を義務付けているわけではありません。ただ、要望を出せば耐震等級3で設計してくれますのでご安心ください。耐震等級を上げると、地震保険が安くなるというメリットがありますし、今後賃貸に出す時にでもいいアピールにもなると思います。
耐火に関しては、どちらのハウスメーカー(一条工務店・スウェーデンハウス)も、使用している木に30分以上炎を当てても燃えなかったという実証実験を行っています。またどちらも「省令準耐火構造」として認められていますので、火災保険が安くなったりしますし安心感があります。
窓は一条工務店の場合は、「防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ」、スウェーデンハウスは「木製サッシ3層ガラス」となっています。一条工務店の場合は、断熱性・防犯性・耐久性・耐水性・防音性をしっかり兼ね備えています。本当にすごいです。
しかし、スウェーデンハウスも実はすごいんです。強いて言えば、対水害住宅としての機能を兼ね備えていないため耐水性には劣るかと思いますが、断熱性・防犯性・耐久性・防音性は引けを取らないほどの機能を有していると思われました。
さらにスウェーデンハウスの場合は、180°回転する窓を採用しており、オシャレさはダントツだと思います。しかも一条工務店同様に3層構造・Low-Eガラスを取り入れ、しかも木製サッシ。
データによっては断熱性は一条工務店の方が優れているものもあるようですが、耐水性の部分を気にしない場合は、断然スウェーデンハウスの方がいいかと思いました。またどちらのハウスメーカーも三層ガラスで三枚のガラスを割るには大変なので、防犯ガラスにする必要はどちらもないです!!
余談ですが、鉄骨と木造では、木造の方が熱に強いとされています。詳細はこちらに。
メンテナンス
このメンテナンスって、実はめちゃめちゃ重要なんですよね。
メンテナンスって例えば外壁・屋根・床暖房・窓などの維持にかかる費用のことですよね。一条工務店もスウェーデンハウスもどちらもメンテナンス費用を安くしたいという思いは同じでした。
特に気になる外壁・屋根はどちらもメンテナンスフリーのものを選ぶこともできますので、この部分に関しては比較する必要はありませんでした。気になるのは
- 一条工務店の床暖房
- スウェーデンハウスの窓
のメンテナンスではないでしょうか?
これについて私たちの意見をお伝えします。
一条工務店の床暖房については全部解決できているわけではなく、本当にどうするんだろう・・・といった感じです。
先にも書いたように、修理する際には床下からの工事になるため、床のタイルやフローリングを剥がす必要はないとのことでした。でもその時の床下の断熱材は・・・?断熱性能は下がる・・??などの疑問が残り、結局解決できませんでした。
何よりも故障が怖いところですね。そのためか、なんだかんだ床暖房を使わなくなったとの声も聞きますね・・・
今後のメンテナンス費用としては重要な部分ですよね。
一方暖房の場合、故障したらエアコンを買い換えればいいだけで済むというのもメリットです。ここに関しては「床暖房は壊れません」の一点張りの営業の方もいらっしゃるようです。ただメンテナンスなどはスマホのアプリで管理できるようで、便利さはピカイチ!!!
また一条は売電による収入も計算に入れて将来設計をしてくださるのですが、売電価格ってどんどん落ちていっていますよね・・・・?また床暖房などの機能は劣化とともに低下・故障する恐れがある。その中で、本当に設計通りに行くのか・・・?という疑問も持ちました。
スウェーデンハウスの窓についてですが、たくさんの人も言われるように「窓枠のメンテナンスが手間」という欠点があります。窓枠は本物の木なので、塗装が必要になるんですね。
しかもその頻度は2〜3年に1度。施主さんによっては、その塗装が楽しい!という方もいらっしゃるし、その木の移り変わりが重要だと考えている方もいらっしゃいます。そのような方は欠点ではないのかもしれません。
ただ、私のような怠け者には、数年ごとに窓枠を塗装するのはやはり手間だし嫌だな・・・と思わざるを得ませんでした笑
ただ、スウェーデンハウスにもあったのです!メンテナンスフリーの窓枠が!!
しかし、メンテナンスフリーの窓枠は、「工場で白く塗られた白枠の塗装窓」になります。そのため、窓枠が木の色ではなくなるという部分にちょっと残念なところがあります(窓の機能は変わりません)。
またこれは玄関のドアも同様であり、木製のドアを採用すればメンテナンスで塗装が必要になりますし、白くすればメンテナンスフリーのドアを採用することができます。
正直、白い窓枠でも可愛いと思ったのと、「木の移り変わり」と「メンテナンスの手間・値段」を天秤にかけ、私の場合、即決で白のメンテナンスフリーの窓枠にしました。窓枠が白くなるからスウェーデンハウスにしたくないなぁ・・・・とはならなかったので、私の場合は大きな問題にはならなかったです!
どうしても木の枠が良いけどメンテナンスしたくない!という方はスウェーデンハウスは合わない気がします。
「20歳代で家を購入できるか?」という不安がある方はこちらを参考にしてください。
保証
一条工務店の場合、家には30年保証というものが付きます。30年間も保証してくれるならいいですよね!!と思ったのですが・・・・ちょっと注意する点がありました・・・
一条工務店の場合、実は最初の10年間保証を終えたあとに再度点検をして、一条工務店が必要であると判断したメンテナンスすればさらに10年延長して保証しますというものなのです。しかもその後もさらに10年間保証するには、そのさらに10年後にまたメンテナンスする必要があります。当然、有料です。おおよそそのメンテナンスでは100〜150万円かかります。笑
結構お金がかかるイメージですかね・・・・?
一方スウェーデンハウスの場合は「50年間無料定期検診システム」という保証になります。50年無料検診なのです!でもこれにも少し注意点があります。やってくれるのは、検診という点です。保証ではないので、修理は実費なのですね・・・笑
でも、一条工務店と異なるのは、10年以降は5年おきに50年間、メンテナンスアドバイスや定期検診をしてくれるのです。実際にメンテナンスをするかどうかは施主さん次第、でも故障しやすそうな部分やアドバイスはしてくれるっていう制度ですね。
これは他のハウスメーカーと比較しても有能ではないでしょうか。
新しい機能の登場
一条工務店の場合、最近では湿度の管理をする「うるケア・さらぽか」などの機能や「対水害住宅」などどんどん魅力的なものが登場しています。本当に実験・研究を続けている素晴らしい会社ですよね。当初は私もここに惹かれていました。
ただ、一条工務店の施主さんやネットの反応、友人の声を聞くと
「今はうるケアっていうやつがあるんだよね〜。私の時はなかったけど。いいな〜。」
「どんどん新しいやつが出来てきて、私の家はどんどん古くなっていっちゃうよ〜」
などの声が意外と多いことが分かりました。でも、なんとなくそんな気持ちも分かる気がします。
せっかく最新の住宅を建てたのに、数年後には同じメーカーで新しい性能の家が建っていく・・・仕方ないことですが、ちょっと残念・悔しい〜!と思う気持ちもありますよね。
一方スウェーデンハウスは性能、窓、構造などは設立時からず〜っと変わっていません。そのため、何年経っても同じ性能、どの家を見ても同じ性能、スウェーデンハウス内での優劣がつかないというところも大事な点だと思いました。
スウェーデンハウスは2015~2022年のオリコン顧客満足度調査 ハウスメーカー 注文住宅で第1位を獲得していますが、これらの要因も大きく関連していると営業の方も推測されていました。
ラインナップの充実度に関しては3位になってしまっていますが、私たちとしては優先度は低かったので問題なかったです!
お金を出せばなんでも出来る
色々なハウスメーカーでよく見るのは、「標準仕様」という言葉ですよね。一条工務店では標準仕様になっているところが多く本当に魅力的で、他のハウスメーカーではオプションになるものが、既にその価格が入っているということですから相当なお得感があります。でもそれは、本当にお得なのでしょうか・・・・?
これって多分、メーカー側も何も無料で提供しているわけではなく、結局はその価格込みでの値段になっているということではないかと思います。だから「標準仕様」という言葉をたくさん使うところは「そもそもが高い」印象があります。
それをとても感じてしまったのは、一条工務店さんでした・・・。一条工務店は本当に性能が素晴らしくて自社製品で開発しているためコストを抑えることに成功しています。でも、こんなハイスペックすぎる家で本来必要ない機能が入っていたら、無駄かなぁなんて思ってしまいました。
「お金を出せばなんでもできる。」ということなんだなぁと感じてしまったのが実際のところでした(一条工務店に限ったことではありませんが)。
スウェーデンハウスで見積もりから200万円増額したポイント
スウェーデンハウスで見積もりから180万円減額できたポイント
それぞれまとめてありますので、要チェックですので後でも良いので確認してみてください!
デザイン
「ザ・日本の家!」という感じの家や、真四角の家に対してはほとんど抵抗がなく、最初に一条工務店のi-smartを見たときに「かっこいい!」と感じていました。
ただ、一条ってご存知の通り、近年相当な人気を誇って建築件数がグングン伸びているんですよね。そのため、外出すると一条の家を見ることが非常に多くなりました。その中で、北欧風の家って可愛いし特別感があると思っていたところにスウェーデンハウスが候補に上がってきたのです。
スウェーデンハウスでは本物のスウェーデンのデザインを用いているため、個人的には屋内外ともにデザインのレベルはダントツだと思っています。特に日本のどのメーカーでも作っていない窓ですね。最初は全然魅力的に感じませんでしたが、色々なメーカーを見たりしているとどんどん魅力的に感じてきてしまいました。
また、希望の間取りを一条工務店に相談したところ、制限が多いことにびっくりしました。一条工務店の場合は、一条の建築の枠の中に自分たちの希望を入れ込んでいくイメージでしたので、意外と他メーカーで出来ることができない!というのが多かったです。
日本にはない窓、見た目も本物の北欧ベースのデザイン、ウッド調に囲まれた住宅でオシャレという点で、スウェーデンハウスに惹かれていきました。
着工数が少ない
一条工務店は年間の着工数が10,000件を超えています。一方でスウェーデンハウスは年間1,700件と、桁が1つ足りないくらい少ないです。
一条工務店(1978年設立)は着工数が多い分たくさんのフィードバックや学習ができ、後々の家に生かしやすい点が有利ですよね。
むしろスウェーデンハウス(1984年設立)、大丈夫なのか・・・?という気持ちも最初は持っていました。実際のところ名前の通り、パネルをスウェーデンでほとんど作ってきてしまうようなんです。そのため、そもそもあまりたくさんの件数を建てることができないとのことです。
では、年間ギリギリの着工数なの?と言われるとわかりませんが・・・。知名度・価格帯・地域性という部分では他メーカーの方が優れているという見方も出来るかと思います。これに関しては次に書きます!
でも私としては、着工数が少ないことが良いポイントでもありました。
もともとみんなと同じものを選びたくない・特異性・特別感を出したいという気持ちがあったため、性能が良くて満足度が高いのに着工数が少ないメーカーで建てられるのは嬉しく思いました。
だって、おもしろくないですか?「あんな家、この辺で見たことない!」って思われたいです笑
知名度・価格帯・地域性
先ほど記載したこの3点についてです。
知名度に関しては、一条工務店や他のメーカーの方があるかなと思います。私も一条工務店に見学んい行って、その帰りにたまたまスウェーデンハウスを見かけて知った程度でしたから笑。
一条もそうですが広告も出していないし、それでも一条が有名なのは確かな実験力や技術力、着工数があるからでしょうね。ここは多分確実にスウェーデンハウスは負けますね笑
価格帯に関しては、やはりスウェーデンハウスは高いです!本当に高い!でも、私はそれだけの価値があると判断しました。そもそもスウェーデンハウスは100年暮らすことを前提としています(次の項目で記載していきます)。
しかも私の場合、同じ条件で両メーカーに見積もりを出してもらったのですが、実はスウェーデンハウスの方が安かったのです。どちらのメーカーも高いことは自負しているとのことでしたが、一条工務店もやはりそれなりに高かったですね。
大手のハウスメーカーであれば、同じような性能にすれば値段はあまり変わらない気もします。ネットの情報を信じすぎるのも禁物です。
一般的にも高いと言われるハウスメーカーでも、実際に見積もりを出してもらうのは大アリかと思います。
地域性に関しては、なんで日本で暮らしているのにスウェーデンの家を建てるんだという素朴な疑問です笑。日本の気候にあった家を建てた方がいいであろうという考えもまた、あるのではないかと思います。
ただ、世界の断熱基準に対して、日本の住宅のレベルがいかに低いか、ということは、色々なハウスメーカーを見学すると分かると思います。でもだったら、スウェーデン(首都ストックホルムで冬平均-15°)のように実際に存在して能力のある国の方法を取るのが1番の近道ではないかと感じました。
実は家の中でのヒートショックによる死亡率は、日本がダントツの正解一なのです。
会社経営面
いずれのハウスメーカーで建てたとして、この会社が将来潰れてしまったら、メンテナンス・修理・管理の面で非常に不利になります。そのため、会社の今後の将来性や経営安定性を確認することも重要なことではないかと思っていました。
一条工務店は、上場していない企業です。とても人気があるので、てっきり上場している会社かと思っていましたが、そうではないようです。
ただ、上場していれば良いというわけでもありません。上場するデメリットもあるのです。上場すると一般の方が株を買うことができるようになります。そうなると株主の意見を聞かなければならず会社の自由な経営が出来なくなります。また、そのような株主がいると、利益を還元する必要や経営・財務状況を明らかにする必要があります。
このように上場にもマイナスな部分もあるのですね。
そのため一条工務店は外に財務状況を明らかにすることなく、自己資金の中で自社製品の住宅開発や大量生産能力を身につけることに成功したのですね。
一方、スウェーデンハウスは、実は株式会社トーモクという会社を親会社にもっています。本来このトーモクは、段ボール・紙器製品を中心とした総合包装メーカーです。
株価を見てみても、極めて優良とは言えないまでも、今のところは悪くない経営状況なのではないかと思われます。(株の考え方は人それぞれです。)
また、新型コロナウイルスによる運送業の発展と個人宅への配達需要の拡大から、段ボールや紙器製品が必要な場面が増えたと思います。1つの会社の中で建築・紙器製品・段ボールなどの事業を展開していることから、例えばそのうちの1つの分野で収益が下がったとしても他の分野で賄える可能性があるのではないかと思います。
一条工務店の成長はすごいものがあると感じましたが、私としてはスウェーデンハウスの方が安心出来ると考えました。
孫の代まで見通したい
これもスウェーデンハウスにした理由として大きかった点です。
それは、築100年が根底にあり「自分たち・子ども・孫」の代まで受け継いでいくという考えが基本にあるという点です。
一般の日本の住宅であれば、築30年がほとんど、築50年と言われれば結構すごいかなという感覚でいました。
その中で100年後も暮らせる家を建てているということ、むしろスウェーデンではそれが当然ということが衝撃でした。単純計算で家が2〜3回建て直せる、メンテナンスも窓や防蟻は半永久、床暖房もないため暖房だけを変えればOKというのは私にとってとても魅力的でした。
しかもそこに子どもや孫が暮らしてくれれば嬉しいし、それだけの耐用年数があるのなら賃貸に出しても大丈夫であろうし、そこのバックアップもしてくれる。実際にスウェーデンハウスの賃貸もたくさんあります。本当にここは大きかったです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
最初は一条工務店で家を建てたい!!と思っていた私が、スウェーデンハウスに魅了され、スウェーデンハウスで契約するまでの気持ちを記録してみました。
「自分の都合の良いように捉えているかもしれない」という上で見ていただいた方がご不快な思いをさせないかもしれません。
冒頭にも書きましたが、「高気密・高断熱」の家はもう珍しくないです。そのため、20年前に建てるならスウェーデンハウスだけど、今は安く高気密・高断熱を担保できると考える方も多くいます。
その中でもスウェーデンハウスを選んだのは、どこも同じ高気密・高断熱なら、オシャレでかつ実績・経験のあるメーカーがいいと思ったからです。
高い買い物なので、利便性・性能を重視することも非常に重要ですが、一生に一度の家づくり、どうせなら、たとえお金がかかったとしても、自分にとって好きなデザインで愛着があって自慢できるものにしたいというのも大事かと思います。
多分、一条工務店かスウェーデンハウスで悩まれている方の中でも、相当考えて相当調べたつもりです。
全てのハウスメーカーで言えることは、ネットでは色々良くないことも書かれていることがありますが、全てを信じず、自分の目と足で是非確認していただきたいと思います。その中でもし悩まれた時にはこの記事を参考にしてもらえたら嬉しいです!!
ここでは書ききれない部分もたくさんありますので、何かありましたらなんでも質問してください!
後悔だけはしないように。色々他ハウスメーカーのことを聞きますが、私はスウェーデンハウスで全然後悔していません!
やはり1度は宿泊体験をした方がいいと思います!!無料ですし、お泊まり気分を味わえますし!
ご希望があればスウェーデンハウスの営業の方も紹介しますし、わかる範囲で答えますので、本当に遠慮なくご連絡ください♪
これから、スウェーデンハウスの実際をお伝えしたり、良かった点・後悔した点も書いていこうと思います!
スウェーデンハウスでもディズニー料理作ってみます!
コメント