目次
コロナによりディズニーミラコスタ結婚式をキャンセル・中止した理由|延期に次ぐFTW中止
夢のディズニーミラコスタ結婚式、このために準備をしてきました。しかし、それを正式にキャンセル・中止することを決定しました。今回はその決定に至った経緯・プランナーさんとの話し合いの内容を記録していきます。FTWプレ花の方だけでなく、他式場のプレ花の方の参考になれば幸いです。
延期を決定した当日のミラコスタからの連絡内容はコチラ⬇️
延期するにあたって考えたこと⬇️
最終打ち合わせまでの経緯
2020年3月、ディズニーミラコスタ結婚式予定でしたが、直前になり新型コロナウイルスによりディズニーリゾートが閉園となり、それに伴って第一回目の延期をすることになりました。その際にも本当に延期するべきかを悩みに悩みました。
延期を決定した時の考えはここを参照していただければと思います⬇️
また延期決定後にプランナーさんと話した内容はこちらを参照していただければと思います⬇️
その後、2020年10月に日程を決めなおし、それに向けて準備をしました。7月中旬に、プランナーさんと「挙式をどうするか」「今後の式の変更点」などについての打ち合わせを予定していましたが、その前にも一度電話で挙式の変更内容についての連絡がありました。
その時点での挙式・披露宴の変更内容についても記録してありますので、参照していただければと思います⬇️
この連絡があったのが6月下旬〜7月初旬だったと思います。同7月の東京での新型コロナウイルスの感染者数の推移はこちらのサイトを参照すると
7月12日(日) 206人(経路不明92人 濃厚接触者114人)
7月13日(月) 119人(経路不明64人 濃厚接触者55人)
7月14日(火) 143人(経路不明64人 濃厚接触者79人)
7月15日(水) 165人(経路不明87人 濃厚接触者78人)
7月16日(木) 286人(経路不明137人 濃厚接触者149人)
となっていました。これが前提の上で読んでください。
ディズニー休園決定した翌日のミラコスタの様子はここにまとめました⬇️
ミラコスタでFTWの最終打ち合わせ内容
私たちが一番不安・疑問になっていたのは、主に
- 挙式での感染リスクはどの程度あるか
- 感染対策はどう講じていくのか
- 新型コロナウイルスの影響で挙式内容がどう変わるか
- 挙式内容に変更がある場合、いつになったら、どのような状態になったら通常通りのやり方に戻るのか
です。これらの内容を踏まえながら、私たちの気持ちやプランナーさんからの言葉などを記録していきます。
打ち合わせ場所の感染対策
コロナ流行後の挙式映像の確認
気になるコロナ流行時期の挙式内容の変更事項です。新型コロナウイルスが流行・ディズニーが休園、その後ミラコスタウェディングが再開し新しい挙式内容になってから2〜3組の方が挙式を挙げられました。その中でホテルに許可を出している方の挙式動画を見させていただきました。
率直な感想は
違和感がある・・・
さらに具体的に書いていきます。
キャラクターとのソーシャルディスタンス
以前に投稿した記事にも書きましたが、ディズニーリゾートに入園する前に並ぶ時にも2mの間隔を空ける必要があります。それが披露宴中のキャラクターにも適応されるということになったのです。
もちろん人によって挙式内容が異なると思いますが、中にはキャラクターたちと新郎新婦、さらに参列者の方と触れ合いながら進行する場面があることがあります。それも一切不可能になります。また新郎新婦もしくは参列者とディズニーキャラクターとの写真撮影も同様です。
実際の写真は撮影出来ないですが、想像してみてください。今、ミラコスタウェディングのHPで写真として上がっているのは、コロナになる前の写真です。これが、2mの間隔になるのです。もう違和感しかありません。
「ディズニーキャラクターと触れ合いながら楽しむ」
これが1つの魅力だと考えていたため、この時点で少しモチベーションは低下しました。
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マスク着用
挙式・披露宴中は、家族を含めて参列者の方はマスク着用になります。マスク着用のアナウンスをかけながら、食事中のみマスクを外すことになるとのことです。キャラクターとの間にもソーシャルディスタンスを守らなければならないので、そうなりますよね。
という事は、写真・動画は、ほとんどマスク着用の状態で撮影されるということになります。
元々写真・動画、特に写真に関しては思い出作りのために非常に重要視していたポイントでした。それが、カメラマンさんがせっかく写真を撮っても参列者や家族の顔がマスクで隠れているとデメリットがあります。
- 参列者や家族の表情が見えない
- みんなが楽しんでいる姿が記録に残りにくい
- 家族・友人と幸せな時間を共有している姿が写真として残りにくい
これらは私たちにとって非常に重要なことでした。
実際に挙式をした方の表情
先ほどもお話ししたように、コロナ流行後の挙式映像を見ることができたのですが
この
「本当に楽しいのかな・・・」
「無理に楽しもうとしているんじゃないかな・・・」
「周りの参列者の方も心からお祝いしているのかな・・・」
と思わざるを得ませんでした。これは完全な個人的な印象・意見です。しかし本来の形で挙式した新郎新婦さんの姿を去年から見ていたのですが、それと比べるとやはり「心なしか100%楽しんでいないんじゃないか・・・?」と思ったのです。
せっかくのディズニーミラコスタでの挙式・夢のディズニー挙式を、100%のパフォーマンスが出来ず、かつ100%の安心感が無い中で行うことに抵抗がありました。
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プランナーさんからの話
「結婚式を行う方」と「結婚式を延期・中止する方」の違い
今このご時世の中、結婚式を行おうか迷っている方は当然ながらたくさんいるとのこと。その中で、「結婚式を行う方」と「結婚式を延期・中止する方」の違いがあります。それは
「結婚式を行う方」と「結婚式を延期・中止する方」の違い
- 「今後の人生プランがある中で、今やらないとどうしてもダメ!」「絶対に先延ばしは考えられない!」と開き直っている
ということが多いようです。開き直っているという言葉だと語弊が生じるならば、「吹っ切れている」と言い換えてもいいかもしれません。
確かに、迷うという事は「延期・中止するメリットの方が大きいかもしれない」という気持ちがあるからかもしれないと気付きました。そのため上記のように、プランナーさんが持っている印象も分かる気がしました。迷っている時点で、決行するメリットを探す方が難しかったのかもしれません。
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プランナーさんの私たちに対する対応
色々なプレ花さんや、同時期に挙式予定だった知人・友人の話を聞くと
「結婚式場の人が冷たすぎる」
「何がなんでもキャンセル料を取ろうとしてくる」
「全然親身になってくれない」
「もう2度とあんなところ行かない」
と嘆いている人たちがいました。全ての結婚式場が当てはまるとは思いません。また、これは結婚式場の批判ではなく、「現実」です。そのため、プランナーさんと話をする時に不安な気持ちも少なからずありました。
しかし、ミラコスタのプランナーさんと話をして、そんな不安は一気に吹き飛びました。
- 今後、コロナが収束するかどうかも分かりません。ここから良くなるかもしれないし、むしろさらに挙式内容に変更が加わり、もっとキャラクターたちと触れ合えなくなるかもしれません。
- 7月31日までに延期・中止を決定していただければ、キャンセル料は頂きません。その間に打ち合わせや話し合いなどをやっても大丈夫ですよ。
- 私たちは本当はミラコスタで挙式をしてほしいです。でも、無理はしないでください。
- お2人がそんなに悩んでいるのに、どうしてもやってくださいなんて押し切る事はできません。
- むしろ、2年後・3年後のお2人を見たいな、という気持ちもあります。
- もちろんやるとなれば全力でサポートします。
- 本当に辛いですよね。私たちも力になれなくてすみません。
- ぴんくほっぺさんが決断した道ならば、それが最善であると思いますし、そうであることを願います。
こう言ってくださったのです。しかも、妻が泣いてるのをみて、一緒に泣きながらです。本当に優しく、私たちを想ってくださっていると感じ、本当にありがたかったです。
しかもこれだけではありません。この打ち合わせの数日後、手書きで手紙を送ってくださりました。そこには
- 今回の決断はとても辛かったであろうという労いの言葉
- ぴんくほっぺさんの想いを知っているからこそとても心が痛くなりました
- ぴんくほっぺさんに出会えて、また楽しく打ち合わせができて嬉しかった
- またお会いした時には、楽しく打ち合わせがしたい。それまで絶対私のことを忘れないでください。
- お身体に気をつけてください
などの内容でした。どこの式場も行っていることかもしれませんが、本当に感動しました。心から、ミラコスタで結婚式を予定していて良かったと思いました。
親身になって考えてくれるプランナーさんが、いい意味で中止する後押しをしてくれた気もします。
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このコロナ対応はいつまで?今後のミラコスタ結婚式の方針
このコロナ対応はいつまで続くの・・・?
こんな疑問が当然出てきます。現段階ではもちろん正式な発表はありませんし、そんなの決められるはずもありません。その中で、元通りに挙式が可能な条件として考えられるものがあります。
- 新型コロナウイルスに対する薬剤が開発され普及し、感染が収束した
- ディズニーリゾートでのキャラクターグリーティングが再開した
- ディズニーアンバサダーホテルのシェフミッキーが再開した
- ディズニー結婚式(FTW)でのキャラクターとの接触が再開する
上記のような流れになるのではないかと思われます。
予想に過ぎないですが、「コロナの影響が本当に何もなくなったら」再開する事は間違いないでしょう。
また、どこの結婚式と限らず、「どこかの結婚式場で感染のクラスターが発生した場合」は、さらに厳しくなる可能性があると考えられます。
ただ、プランナーさんも言っていたのですが、ディズニー側も不本意な方法だそうです。それがひしひしと打ち合わせ中に伝わってきたのが、嬉しかったです。
「しょうがないじゃん!こんな状況でも挙げるには私たちもこうするしかないんですよ!」というスタンスではなかったです。プランナーさんが「出来れば早く元のやり方で挙式・披露宴をしたい!」と思う気持ちって、私たちからしてもとても大切なことなんだと実感しました。
キャンセルすると決めた私たちの気持ち
正直、もう疲れました
1年前から準備し、2度の延期(1月→3月→10月)を経てきましたが、むしろコロナの心配事、周りからの目を気にすることが増えました(1月は諸事情・・・)。毎日毎日、東京での感染者数を確認し、不安になる気持ちを抑えながら出来るか分からない結婚式の準備をすることに疲れました。
今後の人生プラン
本来であれば結婚式を挙げ、子どもを作り、家を建て、希望の職場に転職し・・・というプランを考えていました。その1発目の結婚式でつまずき、その後のプランがどんどん遅れることに対しても不安が出てきました。
理想は先に結婚式を挙げ、その後プラン通りに過ごそうと考えていたので、今後の人生設計を考慮しても迷うところがありました。
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結婚式を中止するメリットとデメリット
であれば、むしろ結婚式は一番最後に順位付けすることがどれほどのメリット・デメリットがあるのかどうかを考えるようになりました。
私たちにとって、結婚式を中止することに対してのメリット・デメリットは
メリット
- 新型コロナウイルスの感染拡大のリスクを減らすことができる(現地・現地までの移動中含め)
- 参列することに対して不安だった人が安心感を持たせられる
- 万が一、何かがあった場合に職場に迷惑をかけずに済む
- 挙式内容が元に戻った時に本当にやりたい内容で挙式を挙げることができる
- マスク着用なし、参列者やキャラクターと遠慮なく触れ合いながら挙式が出来る日が来るかもしれない
- 今後の人生プランが立てやすくなる
- 悩む日々から解放される
デメリット
- 家族、今までお世話になった方への感謝の気持ちを伝える機会が減る
- 今現在の年齢の姿をお披露目することができなくなる
- 今しか撮れない若いうちのドレス姿を写真に記録できない
- 結婚式を後回しにした結果、その時に結婚式を挙げるモチベーションがあるか分からない
- 今後の人生で結婚式が出来ない場合、後悔する可能性がある
- どこにもぶつけようがない悔しさがある
などがありました。
ただ移動による感染リスクについては、ディズニーミラコスタであれば駐車場はたくさんあります。感染予防のために公共交通機関を使わず車で来るとなったとしても、東京都内のど真ん中よりは車で来やすい場所だとは思われます。
また先ほども書きましたが、ディズニーミラコスタの場合、「キャンセル料が発生しない」という部分は本当に大きな部分かと思います。
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無理やりプラスに考えられたこと
このような中でも、プラスに捉えようとしたこともありました。
- 家族、参列者の方の感染リスクを軽減することができたことが実感できた
- 「結婚式が今後できる」という楽しみをあとに取っておくことができる
- もっとドレスなどの試着をすることができる
- また新しいドレスを着ることができる可能性がある
中止にするとなったとしても、自分の中でこの結果が何かにプラスになったと考えることが一つの拠り所にもなっていました。
打ち合わせをした最終結果
これまで長く書いてきましたが、読んで頂いてお分かりのように、私たちも相当悩み、迷いました。でも、こんなに迷ったからこそ、本当に今やりたいのか?ということに疑問が生じました。
確かに、「本当に心からやって良かった!」と思うのかもしれない。でも現時点では、「なんとかやる理由を探して、結婚式では楽しんでいると思おう」とするのではないかという気がしてなりませんでした。
またこの中止という結果を、今まで協力してくれたプランナーさんに電話で報告するのはあまりにも辛すぎる、出来れば直接伝えたいという気持ちがこの日に決断した最後の一押しでした。
直接プランナーさんに伝えましたが、最終的にはほぼ迷う余地なく中止としました。
でも最後にも
「私絶対まだミラコスタにいます。2年後絶対来てください。待ってます。」
と言ってくれました。
そのため、中止にはしましたが、心のどこかでは無期限延期という気持ちも強くあります。こんな素晴らしい場所で、なんとか挙式を挙げたい・・・!
絶対に同じプランナーさんを指名する!!ディズニー、ホテルミラコスタ、プランナーの方、大好き!!という気持ちにもなれました。
ディズニーミラコスタの感染対策
スタッフ・参列者はマスク着用
当然ながら、ホテル内では全員マスクを着用することになります。ホテル側からはアナウンスをしていただけるようです。その内容は、普段はマスクを着用すること、食事以外はマスクを着用すること、挙式・披露宴中は密にならないようにすることへの注意喚起です。写真を撮るときはマスクを直前で外してもOKのようです。
密の回避
挙式や披露宴の間の移動中も密を避けるように案内があります。また披露宴が終わり、帰る時も卓ごとの案内になるようです。
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手指消毒
手指消毒はホテルミラコスタの入り口と結婚式の会場の前に設置されることになるようです。
検温
現時点でホテルミラコスタの玄関などでは検温は実施されておりません。もし検温などを行った方が良いと思われる場合には、主催者側が手配したりスタッフの方に協力を仰ぐ必要がありそうです。
この打ち合わせ当日のホテルミラコスタ・ホテルから見えるディズニーシーの様子も記録したので、こちらも参照していただければと思います。いつもとは全く違いました⬇️
最後に
中止を決断し、帰りの車・・・
「あ〜、終わったんだなぁ〜。でもなんか、ちょっとホッとしたというか、スッキリしたというか・・・解放されたんだなぁ。」
こんな言葉が正直なところでした。私たちは何度もこんなことを口にしながら帰りました。
ただ、先に書いたデメリットを少しでも無くすべく、家族挙式という形を取ろうと考えています。
これを考えたのはそのデメリットを考えただけではなく、自分たち、特に妻の祖父母にドレス姿を見せたいという気持ちが強くあったからです。
でもいつか「友達に見せたい」「友達を招いた結婚式を挙げたい」という願いを叶えるために、なんとかコロナ収束を願っています。
今回は結婚式を中止にする経緯についてなるべく細かく記録しました。もう1度言いますが、ディズニーが悪いのではありません。ディズニーは可能な限りの対応をしてくださっていると感じました。
また、結婚式を決行する方を否定するわけでもありません。同じ境遇の方の気持ちは痛いほど分かっているつもりです。だからこそ決行する方は逆に吹っ切れて、本気で楽しめる結婚式を挙げていただきたいと思います。
まだまだ結婚式を決行するかどうか悩んでいる方がたくさんいます。そのような方の参考になれば幸いです。
決行するにせよ延期・中止するにせよ、全ての新郎新婦さんにとってそれが最良の選択であることを願っています。
挙式できなくても、ぜひパートナーに喜んでもらえるようにプレゼントしてみると良いと思います。
私は「いつか結婚式が出来た日の写真を入れよう!」と、この写真たてを買いました!
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この写真たても可愛いです。
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⏬延期決定する前の準備段階の記事はコチラ
今考えれば、新婚旅行に行けただけでも幸せだったんだなぁ。。。
ディズニーにもなかなか行けないし、こうなったらおうちでディズニーを楽しもう!!
コロナ、早くなくなれ〜!!!
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